周囲の人たちにクライアント自らフィードバックをもらいに行くことは、自分が取り組んでいることを相手に伝え、その目標に向かっているかどうかを客観的に見てもらえる点でとても有益です。
フィードバックをもらう行為そのものが周囲への信頼関係の表現になり、また同僚が取り組む姿を周囲が知ることで、組織全体にインパクトを与えるというメリットもあります。
さらに、ちょっとした変化にも気付いてもらいやすくなるのです。
最短での目標達成には小さな挑戦と小さな成功体験を積み重ねることが欠かせません。
周囲を巻き込むことは、コーチングの成功にとって有効です。
成果と成長を確認し、再現性と応用力をつけさせる
コーチング開始から半年が経とうとしたある日、Aさんがどう変化したのかをコーチが客観的に成果を測るため、事後インタビューを同僚に実施し、その結果を踏まえた最終セッションを向かえました。
コーチ「早いものですね。半年経ちましたがいかがでしたか?」
Aさん「必死にやっていると時間はあっという間だなあという印象です」
コーチ「さて、最初にお約束した通り、Aさんの成果を測定するために同僚の方にインタビューを行いました。ご自分ではどんな結果が出たと思いますか?」
Aさん「そうですね。目指す60点は取れたんじゃないかな」
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