社長や幹部・管理職社員にコーチングをするのですから、コーチはゴールの達成に全力を注ぎます。
しかしその一方で、コーチングを受けることは、ゴール達成以外のメリットもあります。
- コーチング方法を学び、部下育成に活かせる
- 傾聴や質問のスキルを、商談にも活かせる
- コーチングの考え方を部下に伝えて、職場を活性化させる
一方、社員からの新しい製品やサービスのアイデアが提案され始めていました。
そして、コーチング開始から5ヶ月後、幹部会議にビジョンに基づいた消費者向け製品のアイデアが出たと、Nさんから報告がありました。
Nさん「パソコンアクセサリーの新しい企画で、若い女性向けのデザインが提案されました」
コーチ「女性を意識したデザインの製品は、今回が初めてですか?」
Nさん「はい。今までは実用性重視のデザインばかりでしたから」
コーチ「それでは、この流れを加速するために何をされますか?」
Nさん「この企画が最終的に通ったら、社内メールで大々的に宣伝したいと思います
」コーチ「1つ提案ですが、企画が通らなくても、アイデアを社員から出されたことを宣伝するのはどうでしょう?」
Nさん「そうですね。企画が通らないと社内広報はできないと思い込んでいました。良いアイデアはどんどん社内に広めましょう」
コメントを残す