Theコーチング

普段何気なく使っている手法や考え方を改めて言葉に落とす、暗黙の了解を形式知化するという作業に取り組んでいます

コーチの視点・メリットという切り口で多角的にビジョンを検証する

コーチの視点・メリットという切り口で多角的にビジョンを検証する

コーチの視点・メリットという切り口で多角的にビジョンを検証する

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Nさんが描いたビジョンから、会社やNさんにとってのメリットを考えてもらいました。

他にも「社員のメリット」「消費者のメリット」「取引先のメリット」などの切り口があります。

また、デメリットという切り口でビジョンを多角的に検証することも忘れてはいけません。

コーチの質問に答えていくうちに、このビジョンな社員は分かってくれるとの思いを、Nさんは強くしました。

Nさん「このビジョンで今後は頑張っていこうと思います」

コーチ「では、次のステップとして何をしようとお考えですか?」

Nさん「コーチングの計画通り、ビジョンを社員に理解してもらいます。そのために、このビジョンの魅力を社員に訴えます」

コーチ「説得力を増すためには、どんな準備が必要でしょうか?」

Nさん「自分なりの3ヶ年計画を考えようかと思っています。そこまで考えれば、説得力を持って社員に説明できるのではないでしょう」

行動の実践

その次のセッションで、Nさんは作成した3ヶ年計画を説明してくれました。少なくとも3年後には、消費者の声から作った製品が、製品全体の50%を占めないと、ビジョンの達成はおぼつかない。そのためには1年後には現在の10%から20%、2年後には35%まで引き上げたい、そして社員への啓蒙活動や、消費者向けマーケティング部の創設、消費者モニターの募集等、Nさんは年表に計画の実施タイミングを詳細に描き込んでいました。

コーチ「Nさんの想いが伝わってくるようです」Nさん「いえいえ。でも、実際に文字にしてみると気が引き締まります。問題は、この計画をいかに実行するかですね」コーチ「そのためにも提案ですが、社員にビジョンを提案する方法を考えてみませんか?」

  • 社員はこのビジョンを聞いて、何を不安に感じるのか
  • 社員にビジョンを伝える場は、どの王に設定するのか
  • どのような伝え方をすると、社員は受け入れるのか
  • ビジョンを提案した後のフォローは、何をすればよいのか これらの論点について、セッションで絞っていくうちに、Nさんの行動が浮かんできます。
  • 全社員を集めての集会を1週間後に開く
  • その時、ビジョンを描く理由を説明する
  • 集会での発表は決定事項ではない
  • 職場でビジョンについての意見を出し合ってもらう
  • 職場の意見を元にして、もう一度幹部社員と議論をする
  • 幹部社員と合意したビジョンは、社員の賛成が過半数で決定とする

Nさん「1週間後の集会が、私にとっての大勝負になりそうです」

コーチ「もしよろしければ、私がオブサーバーとして参加して、ビデオ撮影をしたいのですが、よろしいですか?」

Nさん「最後列からなら大丈夫です。社員も気にしないと思います」


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