Theコーチング

普段何気なく使っている手法や考え方を改めて言葉に落とす、暗黙の了解を形式知化するという作業に取り組んでいます

コーチの視点・成功の秘訣を言語化させる

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行動の第1歩を成し遂げた瞬間のクライアントに立ち会う。

クライアントに行動を続けさせ、目標達成してもらうために、コーチにとっても大事な瞬間です。

この時、クライアントの行動を承認するだけでなく、成功の秘訣を言語化してもらうことが大切です。

実際に行動して上手くいった時の意識や思考、行動の一連の流れを、今後いつでも再現できるようにするためには、つぶさに言語化しておくことが必要になります。

ここでは「言い残しをしない」という意識の持ち方と、携帯電話の待ち受け画面を見る行動習慣の今後の継続的な実践と定着を促しています。

Aさんはこの成功体験を皮切りに、忠実に携帯電話を見て意識をコントロールすることを日常の現場で続けました。

そして「言い残しをしない」ことを念頭に意見をいつも伝え、議論を促進し、最後には明確な判断を下すという習慣を徹底しました。

もちろん、毎回上手くいったわけではありませんし、最初は失敗することの方が多かったそうです。

そんなことを繰り返す中、コーチはAさんの挑戦意欲を維持向上させるために、再度ある仕組みを提案しました。セッションの冒頭でコーチがインタビューしたのを参考にして、今度はAさん自身が同僚にフィードバックをもらってくるというものです。

今自分が挑戦しているテーマを伝え、その目標達成に照らし合わせ、同僚が気付いたことをいってもらうということです。

挑戦してはセッションを受け、成果を言語化。成功したら再現性を高めるために思考と言語化を繰り返す。

そして時々同僚に自分からフィードバックをもらう。

これらを繰り返すうち、Aさんは貴重な発見をしたようです。

同僚から客観的に見てもらっていてある法則が分かったというのです。

コーチ「新たに発見された法則とは?」

Aさん「私は、議論が白熱した時、最後には自分の意見を100%呑ませるか、相手の意見を100%呑むかという、二元論の思考と行動が多いということを、ある部下から指摘されました」

コーチ「それを聞いてどう思われましたか?」

Aさん「本来、独自のアイデアを持った人間が集まって議論や協力する中で、新しいものが生まれるのがクリエイティブであり、新車開発でもそういう姿勢が求められると思うんです。でも、私はいつも自分が正しいかお前に従うか、という二元論だったんですね。指摘されて初めて気付きました。このことが意見を控えめにしておきながら、時折攻撃的になって意見を言う行動に関係しているんだなと思います」

コーチ「今後Aさんとしてはどうしていきたいですか?」

Aさん「2つしかなかった選択肢に1つ付け加えたいと思います。自分の意見を通す、相手の意見を呑む以外に、新しいアイデアを生み出すという選択肢を」


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