スピーチで陥りやすい失敗は、反応の薄い聴衆から良い反応を得ようと力が入って説得モードになることです。
そうなると相手への威圧感が増し、場の雰囲気も重くなり、聴衆は話に興味を失います。
むしろ話を聞いている人に向けて話すと、相手の好意的な反応から力みも減り、共感を呼ぶ話し方になりやすいのです。
Nさんの、社員はビジョンを受け入れてくれるのかという不安が、話の関心のない社員ばかり意識させ、聴衆全体の反応まで良くないと思わせていたのです。
それからコーチは、映像を見ながらNさんの姿勢や声の調子をフィードバックしていきます。
それでもNさんは上手くやれる自信がありません。
正直にそのことをコーチに伝えました。コーチ「上手く話しているNさんを、まるで客席から見ているようにイメージしてから、本番を向かえていただけますか?」
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