Theコーチング

普段何気なく使っている手法や考え方を改めて言葉に落とす、暗黙の了解を形式知化するという作業に取り組んでいます

コーチの視点・行動の第1歩を設定する時は細心の注意を

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コーチの視点・行動の第1歩を設定する時は細心の注意を

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行動を起こさせる最初の段階には注意がいります。

大それた行動計画を立てれば立てるほど着手しにくくなるといわれるからです。

ここでは、最初に取ってみたい日常的な行動を挙げてもらっています。

いきなり半年後までの行動計画を描くよりも、着実な第1歩を歩ませることに意識を集中させています。

そして記念すべき第1歩目の行動直後にどうだったかを、コーチとやり取りする構造を事前に設定することで、実践へのモチベーションを高めています。

クライアントにとって、この第1歩の行動が最もチャレンジングなものです。

停車している蒸気機関車の車輪がゆっくり動き出す瞬間みたいなものです。

その瞬間にコーチは寄り添い、エールを送っていくのです。

行動を開始させて、続けさせる

翌日、コーチに約束通り電話がありました。まだ会議が終わったばかりと思われる時間帯です。

Aさん「自分がトレーニングプログラムにかける意気込みを大いにメンバーに語ってみました」

コーチ「やりましたね。それでどうでしたか?」

Aさん「それが好評だったんですよ。皆も自分の想いを色々話してくれて、大きな方向性について意気投合できた感じでした」

コーチ「いいですね。で、その後どんな展開に?」

Aさん「個人的にはこうしたらよいと思っているとか、1人ひとりに対してこんな動きを期待しているということを話してみました」

コーチ「宣言通りにされたんですね。素晴らしいです。それで、会議はどうなったのですか?」

Aさん「そうすると、本質的に自分の得意分野を活かして自分はこうしたいとか、彼にはこれが適任じゃないかとかいう話がどんどん飛び出して、目的も役割分担もすごく明確になりました」

コーチ「議論を活性化させていますね。狙い通りですね。さて、色々な意見が出たところで、部門長としてどう判断されましたか?」

Aさん「部下から出た意見は尊重しつつも、今回のプログラム運営では自分の求める役割分担と内容で進めたいと伝えました。その代わり、今日の議論で出た意見を元に、これから同時並行で始まる他の2つのプログラムは、彼らの希望するコンセプトや役割分担を反映して素案作りからやって欲しいと伝えました」

コーチ「バッチリですね。これまでのAさんの強みである意見を引き出して汲んであげる面が活きつつ、今回のテーマにしている判断や自己主張、議論などを上手く実行できたようですね」

Aさん「やってみると大丈夫なんだ、盛り上がるんだって思いました」


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