Theコーチング

普段何気なく使っている手法や考え方を改めて言葉に落とす、暗黙の了解を形式知化するという作業に取り組んでいます

コーチの視点・過去の成功体験が役割変化の対応では仇となる

コーチの視点・過去の成功体験が役割変化の対応では仇となる

コーチの視点・過去の成功体験が役割変化の対応では仇となる

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ビジネスパーソンの思考・行動パターンは、日々高速で変化する経営環境への対応を迫られています。

ここでは、平社員時代に設計者として技術力を高めていくのに役立った行動習慣が、管理職に求められるミッションを果たすためには返って足かせになっている構造です。

コーチはコーチング目標に照らして、今最適な行動が何かを問い、現在のクライアントにとって最適な行動を引き出します。

行動計画を作る

ここまで来ると、具体的な行動計画を作って動き出すステップです。

コーチはAさんの方向性に沿って、この半年間具体的にどう行動していきたいかを聞いていきます。

コーチ「半年後に60点を取るために、どんなことをしてみたいですか?」

Aさん「部門や部下の技術力について、気が付いたことやこうすべきだと思ったことは、すぐ伝えていきたいと思います。議論や自己主張を日々溜め込まずに出し切っておくことができれば、自ずとしっかりとした軸のある部門運営ができてくると思います。出てきた意見をまとめるのは得意ですから(笑)」

コーチ「なるほど。それを一言で言うとどんな行動ですか?」

Aさん「いつも議論と意見出し!」

コーチ「いいですね。では、行動をより着実に実践していくために1つ提案があります。世界トップクラスのメジャーリーガーでも、打席に立つと意識を集中するために、決まった仕草をしたり、決め台詞を頭で唱えたりするそうです。Aさんが毎日職場で着実に自己主張と議論を投げかけていくために、仕草でも決め台詞でも何か儀式を決めてみませんか?」

Aさん「面白いですね。どんな儀式にすればいいんだろう……」

コーチ「テーマにちなんだもので、いつでも実行できるものがいいですね」

Aさん「それでは、X氏が出ている新車CMやポスターを携帯の待ち受け画面に取り込んで、毎日見ることにします。X氏は、うちのチーフデザイナーで、彼のように新車の設計プロジェクトを任されるようになりたいからです」

コーチ「いいですね。それを見た時、毎回頭の中で唱える台詞なり呪文なりがあると最高ですが」

Aさん「「X氏に続け!」ですね(笑)」


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