Theコーチング

普段何気なく使っている手法や考え方を改めて言葉に落とす、暗黙の了解を形式知化するという作業に取り組んでいます

コーチングとは何か
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コーチングとは何か

コーチングの定義

コーチングをどのように定義するかは、説明の視点をどこに置くのかということに影響されます。

ここでは、「対話を重ねることを通じて、クライアントが目標達成に必要なスキルや知識、考え方を備え、行動することを支援するプロセス」と定義します。

この定義から、コーチの役割、そしてクライアント(コーチを受ける対象者)と何をするのか、その概要が見えてくるのではないでしょうか。 (さらに…)

コーチの役割

コーチングでは、クライアント自身が達成したい目標を明確にし、解決の主導権を握ります。

そのため、コーチがコンサルタントとして問題を分析し、クライアントに代わって解決することはありません。

また、コーチはクライアントが目標達成のための知識やスキルを備えること、必要な考え方や態度を変えていくことに焦点を当てますが、心理カウンセラーのようにメンタルな問題を深く扱うこともしません。 (さらに…)

コーチングは単なる「技術」ではない

偶然ではなく、クライアントの目標達成のために支援を意図的に使いこなすことができたらとても便利です。

コーチはクライアントを具体的に支援するために、その「方法」を知っておく必要があります。 (さらに…)

コーチングの機能と特徴

(1)コーチングは「知識」と「行動」の間の溝を埋める

「後進が育たない」「ビジョンが浸透しない」「一体感が感じられない」これらは、リーダーマネージャーの悩みとしてよくあるテーマです。

こうしたテーマについて日々考え続け、そして必要な情報を集めている場合が多いのです。

そして、その解決策を頭で理解していることも珍しくありません。 (さらに…)

投資効果の高いコーチング

1回あたりの対話時間が15分と聞くと、やや長く感じるかもしれません。

しかし、「強制的に指示」することで抵抗感や意欲の低下を招くリスクコスト、そして「やるまで待つ」という放置のリスクやコストと比べると、トータルのコストはそう高くありません。 (さらに…)

「傾聴」や「質問」は手段に過ぎない

コーチングする、という言葉を用いる際には、必ず「何のために」という目的が明示される必要があります。

例えば、「セールスの業績を向上させるため」にコーチングを取り入れるなどです。

コーチングという方法が広まるにしたがって、その特徴である「傾聴」や「質問」などの要素技術も知られるようになりました。 (さらに…)

目標が明確ではない時は?

クライアントに目標がない場合、コーチングはできないのでしょうか?

本当に目標がないのであれば、コーチングは困難になるでしょう。

狙いがない以上、何に向けてコーチングをすればよいのか、何に向けて支援ができるのかが曖昧です。 (さらに…)

目標と目的はなぜ必要なのか?

目標の後に目的が来る、という時間的順序ではなく、人は常に自分が目標を達成する目的を持っています。

敢えていえば、目標は未来に向かう場所であり、目的は現在その活動を行いことに意味を与えることです。

例えば、「医療を通じて世の中に貢献したい」という目的を持っている高校生がいるとします。 (さらに…)

目標と現状の間に成長課題を発見する

目標が定まると、そこに向けてエネルギーを集中させることができますが、同時に目標が明確になることで現状との差異を明確に認識することができます。

人はこの目標と現状の差異を放っておくことが苦手です。

目標に向けて自分の現状を変えていこうとするエネルギーが生まれ、これが成長への原動力となるのです。 (さらに…)

クライアントが成長課題に直面することを支援する

コーチングの対話は、クライアントの内側に眠っている挑戦的な目的意識を顕在化させていくプロセスでもあります。

こうした目的意識が詳細な言語となった時、それがビジョンとなります。

そして、そこに至る具体的なマイルストーンが見えてくると、それが目標となり、エネルギーを集中させる焦点となるのです。 (さらに…)

マネジメントとコーチング

管理職コーチングスキルは必要なのか?

管理職はリーダシップを発揮し、マネジメントをしていくことを求められる立場です。

その実務において、コーチングは役立ちます。

もちろん、全ての管理職業務にコーチングを採用しても上手くいくとは限らないでしょう。 (さらに…)

コーチングが機能する条件

誰がコーチングを必要としているのか?

コーチングは目標達成のための手段ですので、「誰が、どのタイミングで」使うのか、という「適切な使い方」を知ることが有効です。

それでは、仮に他部署から新たに配属された部下、あるいは新入社員たちにとって、コーチングは有効に機能するでしょうか?

その理由は何でしょうか? (さらに…)

コーチングは可能性を探究する

クライアントの可能性に着目し続ける

コーチングプロセスにおいて、コーチはクライアントの何に着目し、前進や成長を支援できるのでしょうか?

そもそも人の前進や成長の「目の付け所」は何でしょうか?

コーチングでは、クライアントが何度も困難な課題に直面します。 (さらに…)

コーチングは成長を探求する

目標達成だけでは十分ではない

コーチには、クライアントの短期的目標を達成させる意図がありますが、さらに、その先にある目的に向けて「成果を上げ続ける人材」に成長させる意図もあります。

医療に例えるなら、健康増進を目指して体質の改善に取り組むようなものです。

そのため、短期的目標が達成されればコーチングの成果は十分であるとは言い切れません。 (さらに…)

コーチングの実際

コーチングの開始

コーチング全体の流れ

ステップ(1)セットアップ

ステップ(2)実践

ステップ(3)振り返り
リサーチ プランニング コーチングの実践 結果の評価

ここでは、一例を紹介しながらコーチングがどのように行われるのか見ていきたいと思います。

まず、コーチングを正式に始める前に、クライアント候補に会います。

その面談は、クライアント候補が解決したい課題に対してコーチングが最も相応しいのか、そしてこのクライアント候補の課題に対して現在のコーチ候補が最適なのか、お互いに確かめる目的で設定されます。

また、コーチングはコーチとクライアントの関係上に成立する面が多いので、クライアント候補とコーチ候補の相性を確かめる必要があります。

お互いの情報の機密性を保障し合い、安心と安全を感じ会いながら、自由かつオープンに意見交換し合えることが重要です。

面談でお互いを知り、コーチングを進めることが相応しいと判断できると、続いてコーチング・プログラムを設計するプランニングセッションに進みます。 (さらに…)