Theコーチング

普段何気なく使っている手法や考え方を改めて言葉に落とす、暗黙の了解を形式知化するという作業に取り組んでいます

憧れの目標は熱しやすく冷めやすい

憧れの目標は熱しやすく冷めやすい

憧れの目標は熱しやすく冷めやすい

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憧れの目標(Hope toの目標)は、本気で思っているわけではなく、楽して手に入ればいいな、とか、将来の夢として手に入れたいなと思っているようなことです。

心の底から手に入れたいと思ってはいなかったり、内心実現しないだろうと思っていたりすることが特徴です。

普段から好奇心旺盛な新しもの好きで、ポジティブに色々なアイデアを考えるのが得意な人は、この目標を話してしまう傾向が強いようです。

「新しい商品を世に出したい」「業務に活かせるよう英語を話せるようになりたい」「仕事が忙しいので、17時には退社してプライベート充実させたい」……

これらのテーマを真剣に手に入れたいと望んで行動を起こしている人もいますが、多くの場合、憧れの目標は熱しやすく冷めやすいのが特徴です。

コーチが「今クライアントが話したことは、本当にクライアントが達成したいと望むことだろうか?」と落ち着いてクライアントを観察できれば、本気なのか思い付きなのか、あるいは軽い気持ちで話しているのかの違いは感覚的に分かります。

本気かどうかを確かめる方法

「本気ではない」と違和感を持った場合、次のような質問によってチャンクダウンを繰り返すのが有効です。

【質問例】

  • 「なぜその目標を達成したいと思っているのですか?」
  • 「その目標を達成することは、あなたの人生にとってどれくらい重要なことですか?」
  • 「その目標について普段どれくらい時間を割いて考えていますか?」
  • 「その目標を達成するためにどんな行動を取ってきましたか?」
  • 「その目標が達成できなかったとしたらどうしますか?」
  • 「その目標を達成した後、次の目標として何を設定していますか?」
  • 「本当に、本当にその目標を達成したいと思っていますか?」

物事を深く考えるということは、脳にとてもエネルギーを使います。

質問によって具体化を繰り返し、相手の脳に負荷をかけることが、「やりたい」想いをエネルギー不足で失速させてしまうのか、それとも考えれば考えるほど「やりたい」想いが強まってエネルギーが増すのかを見極める1つの手段となります。

相手の「やりたい」という想いのエネルギーを測る方法として、時間を利用する方法もあります。

ウィンドウショッピング中に欲しくなった商品を買おうかどうか悩んだ時、数日間時間を置いてなお自分が欲しいと思っているかどうかを基準にして決めた経験はないでしょうか?

これと同じ意図で、クライアントには「次回までに本当にそれが自分のやりたいことがどうか自分に問い続けて下さい」とお願いするのです。

本当に達成したい目標であれば、次のセッションまでの間、目標に対する想いは強まり、考える時間が増えるのが一般的です。

次回のセッションでクライアントに対して「目標について考えてみてどうでしたか?」「どれくらいの時間考えましたか?」という質問を投げかければ、回答がリトマス試験紙の役割を果たすでしょう。


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