具体的な目標を設定するために、コーチングスキルの現状を把握します。
その際、360度もしくは180度アセスメントの形式で実施し、参加者の感覚と周囲の感覚の「ギャップ」を明確にします。
「成長実感」高めるためにも、ギャップの明確化は重要です。
離職率が高い営業所の課題として、「営業所長が若手社員と接する機会が少ない」というものがありましたが、アセスメントの結果でも「もっと悩みを聞いて欲しい」「いつも席にいないので相談できない」「飲みに連れてって下さい」という声が目立ちました。
レポートを見た営業所長からは、「最近の若手はホウレンソウ(報告・連絡・相談)のレベルが低いと感じていたが、もう少しこちらから相談に乗った方がいいかもしれません」「飲みに誘わない方がいいと思っていたが、案外行きたいやつもいるんですね」など、部下との認識のギャップを素直に受け止め、早速部下に声をかける人もいました。
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