Theコーチング

普段何気なく使っている手法や考え方を改めて言葉に落とす、暗黙の了解を形式知化するという作業に取り組んでいます

目標と現状の間に成長課題を発見する

目標と現状の間に成長課題を発見する

目標と現状の間に成長課題を発見する

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目標が定まると、そこに向けてエネルギーを集中させることができますが、同時に目標が明確になることで現状との差異を明確に認識することができます。

人はこの目標と現状の差異を放っておくことが苦手です。

目標に向けて自分の現状を変えていこうとするエネルギーが生まれ、これが成長への原動力となるのです。

コーチは目標と現状の差異を、対話を通じて明確にしていきながら、クライアントのエンジンを起動させるのです。

大手製造業の情報システム部門を統括するC部長は、「うちの部門は、我が社においては傍流と見なされている。僕が部長になった当時、部員の多くは自分は会社から期待されていないと思い込んでいた」と、社員の意欲低下の背景を語ったそうです。

C部長もその雰囲気に呑まれ、意欲を低下させていました。

C部長は、自分の想いを確かめながらコーチに言い始めました。

「今、この部は若手に行きたくない所という評価を受けている。しかし、この部の業務は全社視点で物事を考えられる貴重な経験ができる所だ。僕は若手がそのキャリアを築くために、当部門に来て勉強したいと思ってもらえる部門にしたい」

内側に眠っていた想いが言葉になるにつれ、C部長の中で漠然としていたビジョンが明確なものになっていきました。

ビジョンの詳細を語りながら、C部長は「ビジョンに照らして現状は何が足りないのか」「部長として自分は何をすべきなのか」ということに気付いていったそうです。

「僕が自分の部門、そして他の部門に対して、もう少し影響力のあるリーダーにならないとな」そして、その後の対話では、「現在のリーダーとしての振る舞いを、どのように変えるべきか」という成長課題に焦点が移っていきました。


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