課題を1つ1つ解決していくことで、プログラム開始から3ヶ月過ぎたことから、生産効率が上昇し始め、工場全体に「望ましい行動」が定着し、生産効率が半年間で10%近く上昇したのです。
コーチが掲げた切り口についての変化は、次の通りでした。
(1)無駄な業務をなくし、部下育成の時間を増やす
管理職社員を中心として書類の共通化や権限の委譲が進み、その結果として部下へ指導する時間が以前より30分~1時間多く取れるようになりました。 (さらに…)
自分の意見を押し付けて他人を変化させても、それは一時的なものであって、やがて元の状態に戻ってしまうでしょう。
むしろ自分を変化させる方が簡単かもしれません。
コミュニケーションは相互関係ですので、この自分の変化が相手の変化を誘発することもあるのです。
相手が悪いという他責の発想が強いクライアントに、自分にも責任があるという自責の発想を持たせる狙いの1つは、実は自分が変化することで相手の変化を誘発することなのです。 (さらに…)
社員集会の様子を撮る理由は、Nさんの社員へのコミュニケーションの取り方が分かると考えたからです。
コーチは初対面の時感じた、少し威圧感を与えるNさんの雰囲気や、口下手というNさん自身の認識が気になっていました。
Nさんに限らず社長は、社員から「社長は堂々と、分かりやすい言葉で、時にユーモアを交えて語って欲しい」と期待されています。 (さらに…)