Theコーチング

普段何気なく使っている手法や考え方を改めて言葉に落とす、暗黙の了解を形式知化するという作業に取り組んでいます

Want toは探し続けなくてはいけない

Want toは探し続けなくてはいけない

Want toは探し続けなくてはいけない

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Apple社の創業者・スティーブ・ジョブズは20歳の時、友人と2人で自宅のガレージにApple社を創りました。

その後の10年間でApple社は従業員4000人以上の20億ドル企業にまで成長し、彼は時の人としてシリコンバレーに名を馳せました。

しかし、Macintoshを製品化した1年後、彼は取締役会の反乱によって解雇されてしまいます。

シリコンバレーから去ろうとも考えるくらいのショックでした。

11年後、ジョブズは紆余曲折を経てApple社に復帰します。

彼はとある演説で、会社を追い出されたことは自分の人生にとって最良のことだったと思い直したと振り返りました。

自分のWant toを解雇という形で奪われ、人生のどん底を経験した時、自分自身を奮い立たせたのは「自分の好きなことをもう一度やろう」という意思、つまりWant toだったそうです。

ジョブズの演説は、こう締めくくられています。

「自分の好きなことを見つけなければならない。本当に満足する唯一の方法は素晴らしいと信じる仕事をすることです。偉大な仕事をする唯一の方法はあなたの仕事を愛すること。まだ見つかっていないのなら探し続けること、止まらないこと」

コーチやマネージャーの重要な役割は、人間はどんな状況や場面であってもその中からWant toは探し出せると信じ、そして成長を望む相手のWant toは何かを継続的に聞き続けることではないでしょうか。

人間の可能性は、内側に眠る「やりたい」という気持ちに気が付けた時に拓けます。

クライアントが真に成長したいと思っている目標を設定できた時、クライアントのエネルギーが高まり自発性が発揮され、コーチングの成果が出るのです。

繰り返しますが目標設定に成功すれば、そのコーチングは半分以上成功したといえるのです。

目標はいつまでに決めなくてはならないか

なかなか「これだ!」という目標が出てこないクライアントに対しては、このまま目標設定に時間を費やすのか、ある程度のところで切り上げて目標達成のために時間を費やすのかのジレンマにさいなまれます。

ある程度の目標設定でコーチングを進めていくうちにクライアントが真の目標に気付くということもあるからです。

コーチングを行う際の背景や様々な制約条件にもよるので、一概には言えませんが、基本的には納得のできる目標設定に時間を費やした方がよいでしょう。

なぜなら、その人にとって「本当に達成したくてたまらない目標」さえ設定できれば、コーチングの終了後もクライアントは1人でモチベーションを高めて自走し続けるからです。

マネジメントの現場で働く皆さんも、同じ時間を使うなら評価面談ではなく、目標設定に時間を費やすべきです。

その方が投資対効果は圧倒的に高いはずです。


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